キューワークスは約20年前の2004年に設立されました。
社名は映像用語でもある”CUE”(きっかけ)を創る仕事がしたいという事に由来します。誰かの心が動くきっかけになるような何かを創りたい。そんな思いで名付けました。
創業当初はウェディング事業と企業映像事業の二軸でスタートしましたが、そこから様々なジャンルに挑戦していきます。
フォトスタジオプロデュース事業では様々なスタイルのスタジオをプロデュースし、2008年には「グッドデザイン賞」を受賞。
システム事業では、フォトアルバム制作アプリ・バックエンドシステムを担当し、現在も稼働中です。
コンサルティング事業では、上場企業のコンサルティングも複数手掛けました。
音楽事業では、様々なメジャーアーティストのMVやメイキング映像を制作。
イベント事業では、プロスポーツイベントでの映像制作を担当させていただいております。
仕事の裾野がどんどん広がる中で大勢の方に見ていただける映像を創るお仕事も増えました。ですが、大人数に見ていただくお仕事は、何千万の視聴数だったとしても、実感が乏しいとも感じていました。
そんな中やって来たのがコロナ過でした。ありとあらゆるイベントが中止に追い込まれ、イベント系の仕事は激減。
幸いシステム事業なども手掛けていたため、会社の存続に関わるような事にはなりませんでしたが、担当業務が無くなっていくスタッフ達は、次々と業界を離れていきます。
元々小さい組織でしたので、それまで接客担当スタッフに任せていた業務もクリエーター自ら担当しなければならない状況になってきました。
しかしいざやってみると、お客様の喜びをダイレクトに感じる事が出来る、とても貴重なお仕事だという事に気付きます。
コロナによってそうせざるを得なかった、”クリエーターダイレクト”という方法が、様々なジャンルで培った経験、技術力、提案力で、お客様に感動を与えたり、笑顔にすることができる。
そんな事に気付いたのです。
そこからは、他のジャンルのお仕事をセーブしながら、クリエーターとして本気でウェディングに取り組んでおります。
一般的に、クリエーターは気難しいだとか、コミュニケーションが苦手などと思われがちです。もちろんそういう方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、クリエイティブの現場はコミュニケーションの連続なので、コミュニケーションがしっかり取れないと仕事になりません。
ですから、しっかりしたクリエーターほどコミュニケーション能力も高いものです。
“クリエーターダイレクト”を実践するため、当社には接客専任スタッフがおりません。
お打ち合わせやウェディングフェアで接客させていただくスタッフは全員、撮影者・編集者としてクリエイティブに携わるスタッフのみです。
その上で、クオリティを担保するために、お請けできる組数を限定させていただいております。
こうしてはじめて実現できる映像があります。
こだわりがあるおふたり、ゲストに喜んでほしいとお考えのおふたりには、お話だけでもさせていただければ嬉しく思います。
私たちは、おふたりとおふたりの大切なゲストに喜んでいただくことをミッションとしています。
ですから不要なご提案はいたしません。
頼んで良かったと思っていただくために最善を尽くしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
株式会社キューワークス
代表取締役 木下知紀